記事一覧

攻撃型黒カルマのメカニズムとは

ファイル 16-1.jpg

さて攻撃型黒カルマについて前回からの続きとなります。

今回は黒カルマを他人に飛ばすということのメカニズムについて考えてみたいと思います。

そもそも削れてしまった魂とはいえ、もともとは自分のものですから通常は本体となる魂の周りを浮遊している状態です。
浮遊したカスは本体の魂に離されまいという力が働きますが、一度離れてしまった削りカスがふたたび元の本体に戻ることはありません。
大きな魚についてまわるコバンザメのように、本体の魂の元を着かず離れずでまとわりつくのです。

ところがその量が許容範囲を超えて増えてくると、本体と浮遊量の比重が段々と反比例していきます。
魂の絶対量が落ち、反対に削りカスの量が多くなるのです。

とはいってもどんなに黒カルマの多い人でも、本体となる魂の大きさに比べれば1/10にも満たない量なんですが、それでもそれほどに魂を削ってしまう状態になれば、相当に本体が硬化していますし痩せています。
そういった末期状態になってくると、本体の魂の引力が低下してきてしまうのです。

もちろん魂とカスの引き付けあう力は万有引力ではありませんが、それに似た力が働きあっていると考えられます。
それは星とそのまわりを回る衛星の関係のようなものといえます。
もし地球がどんどん小さくなっていったら、衛星である月に対する引力は弱まっていくでしょう。
そして何かの拍子に地球の軌道を外れてしまうことが起こり得ます。
それと同じような現象が、魂と黒カルマの間でも起こりやすくなってくるのです。

つまり攻撃型黒カルマとは、削りカスの力だけで飛ぶわけではありません。
本体となる魂の劣化により、引付け力が落ちることが大きな原因なのです。

そして引付け力の低下した本体魂に更なるストレスを掛け続けると、魂は平静を保てなくなっていきます。
細振動を繰り返し、制御不能になっていきます。

こうなってしまうと、それを包んでいる人体にも大きな影響が出てきます。


次回は、末期状態の魂をかかえた人体変化について講義していきましょう。
今日はここまでです。



白石

smiling again