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妄想に逃げるということ

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人生がまったく前進しない。思い通りにならない。

こう感じている人は、かなりの確率で過剰な妄想家が多いのです。
四六時中、素晴らしい自分の人生を思い描いてその一時の快楽に溺れます。
それで何となく達成感を感じ、その場は満足します。

しかし妄想は脳内でのことなので、当然現実世界は1ミリも動いていません。
「こうやれば出来る」「自分ならできる」
やってもいないのに、自我とうぬぼれだけがどんどん大きくなってしまいます。

妄想は過去のつなぎ合わせなので、妄想家の人の魂は今にいません。
肉体だけが現実世界に置き去りになり、魂は過去を浮遊しているのです。

妄想はある意味麻薬のようなものです。
現実の時間を止めて、快楽をむさぼるだけだからです。
妄想にとらわれてしまった人は、どんどん現実社会から置いて行かれます。
そして切羽詰ってしまうと、とんでもない短絡的な行動に走ります。

そうならない為には、今、現実にあなたの目の前にあるものを“今”しっかりと乗越えること。
その繰り返しをたんたんとこなすことでのみ、人は未来へ進むことが出来ます。


白石

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コメント一覧

ふわふわうさぎ 2012年12月06日(木)09時31分 編集・削除

白石さん、いつもありがとうございます。
今年もあとわずかになりました。
大みそかまでの26日間、
一生懸命、今現実にわたしの目の前にあるものを
今しっかりと乗り越えていきたいと思います。
ブログ楽しみにしてます。

ててて 2012年12月06日(木)15時14分 編集・削除

先生こんにちは。この前の私のコメントで先生にお叱りとご助言を受け、しばらく自分の中で心の整理をしていました。
先生に出会った時に読んだブログや今送られるブログを読んだり、お風呂に入って軽く瞑想したり、お部屋の片付けをしたりしていました。
今は先生のおっしゃる事が大分理解でき、話題にした霊能者のブログを読んでも怒りに引っ張られる事はなく、全くと言っていい程気にならなくなりました。
むしろ白石先生に叱られたので、このブログが届かなかったり後のテーマやコメントを読めなかったらどうしようかと悩んでいました。
現在しっかりブログは届いて読んで学んでいます。
そして白石先生のブログに参加している方達へ私事で怒りをぶつけてしまい申し訳ありませんでした。本当は白石先生のメール相談のアドレスがあるのにも関わらず、あえてコメント欄に書き込んでしまいました。
以前白石先生からとある霊能者と、とある霊能者のブログファンである読者に対してのご意見・私へ励ましのご助言をしてくださったのに気づけなかったです。白石先生本当にごめんなさい。
これからも先生のブログに参加したいので、何卒よろしくお願いします。
本見つかりました。イラストと文面半々でした。
出版社はミリオン出版、本の題は「怖い噂」リアル・ホラー・コレクション 実話“恐怖”怪談、目次は殺意の結末P078 クラブの女に惚れた男の悲しき性 取材・文は久田樹生 2011年9月9日初版です。
何度か文面を読んでいますが、黒カルマなのか呪術なのか…。以前は出版社が同じで別の漫画本で読みました。
私の感想は人に憎しみや恨みを持ったり買ったり、怒ったり怒りに引っ張られたり、蔑んだりすることの恐ろしさでした。
私に黒カルマが見えれば良いのですが…。後は先生のご判断にお任せします。

ててて 2012年12月06日(木)16時02分 編集・削除

前略 続き、ちなみにその本の価格は税込み580円です。
先ほどのコメント欄に書き込みを忘れてしまいました。
すみません。今回は以上です。

白石 2012年12月08日(土)17時14分 編集・削除

ふわふわうさぎさん

>>一生懸命、今現実にわたしの目の前にあるものを
今しっかりと乗り越えていきたいと思います。

目の前のものというのはとても単純で詰まらないことに見えるけれども、その繰り返しが安定をもたらし、安定があるからいざとなれば勝負もできるのです。
これを逆に考える人の方が多いのです。

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てててさん

人間は怒りや恨みに引っ張られてしまうと、視界が狭くなり、周りに対する気遣いを忘れさせ、しだいに暴虐化してきてしまいます。
そうなるとその人は孤立無援となってしまい、寂しさが逆に攻撃性となってしまうようになります。
そこまで行ってしまうとなかなか元に戻すことは困難になります。
てててさんはまだしっかりと自分を客観的に見れますし、反省心も持てるのですから、もうこれ以上は魂に負担を掛けないように、縛られない生き方をチョイスしなければいけません。

本の情報をありがとうございました。
黒カルマを直接言及しているのではないようですね。

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