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運の良し悪しを決めているのは part3

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お待たせしました。
今回の魂の智見は『運の良し悪しを決めているのは part3』です。

今日始めてこのエントリを読む人はまずpart1~2を先に読んで下さい。

運の良し悪しを決めているのは
運の良し悪しを決めているのは part2


さて前回からの続きです。


~~~~~前回のハイライト~~~~~

未来の運気を決定付けているのは過去の自分である。

過去に生み出した思考、言動、行動が、種となり、時を経て成長し我がもとへ実を落とす。

良い運気をもたらす種とはいったいどんなものなのか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

“過去”の自分の行動や思考が“今”を形つくっているということは、逆にいえば“今”これからする自分の行動や思考が“未来”を形つくっているということでもあります。
つまり今をどういう心構えで過ごすのかということは、運の良い悪いに直接的にかかわってくる大切な要素となりえるんです。

もしあなたが今の自分に良い運気を感じないとするならば、それは過去の自分の撒いた種に問題があったということ。
今後新たに撒きはじめる種は、将来的に良質な実をつけるものに切り替えていくことが重要になってきます。

とは言うものの、何をもって良質な種といえるのかを知っておかないことには切り替えようがありません。
具体的にどのような行動が、未来に良質な実をつける種となりうるのか?
おそらく皆さんがすぐに思いつくのは、

良いことをすればいいのでは?
努力することが大事なんでしょ。
他人に優しくすれば良い実がなるのでは?

こういったことをすぐに思いついたのではないでしょうか?

たしかにカルマの法則に沿っていえばこれらは大道です、外れではありません。
きっと白石も次回のpert3ではそういうことを書くに違いない。そう予想していた読者も多かったとも思います。

前回のエントリでも述べたように善因善果(ぜんいんぜんか)、悪因悪果(あくいんあっか)は人生のロジックの基本のキといえるくらい大切なことです。
でもこのへんのことを記述している本やブログもたくさんあるでしょうし、僕もこのブログで更に踏み込んですでにお伝えしてありますので今回はそこは書きません。読んでいない方はぜひお読み下さい。

本当の善行
善行と偽善の大きな違いとは?

このエントリ『本当の善行』の中で満員電車でお年寄りに席をゆずるか否か?の話しが出てきます。
でもこういうシチュエーションはそうそう多くあるものではないですし、仮にあったとしても瞬間的に裏を考えずに行動を取れるようになるには常にそれなりの心構えが必要です。
(皆さんからのコメントにも、自然に行動することへの難しさに対する記述がありましたね)


でもぶっちゃけて言いますが、きっと皆さんの中にもこんな疑問を覚えた人は多いのではないでしょうか?


日々、良いことを実践しつづけることって果たして出来るものなのか?

そもそも良いことをするチャンスがあれば進んでしようと思ったとしても、その機会って実はそれほど多くないのが現実ではないのか?


良い種を撒く瞬間を待ち続けていても、なかなか訪れないからそのうちに忘れてしまって、チャンスが過ぎ去った後にハッと思い出して、「ああ、今は良い種を撒くチャンスだったのに・・・」

こんなことのほうが多いかもしれません。


良い種を撒きたいけど、撒くチャンスがない。
具体的になにをどうすればいいのか解らない。

これが普通に生活している人の感覚なんだろうと思います。
結局、今日も何が出来たという実感も無く過ぎ去っていくのです。


でも世の中には、実際に良い運気を保っている人もいるわけで、いったい運の良い人と悪い人の決定的な差というものはどこにあるのか? 運の良い人というのは、いつ、どうやって種を撒いているのか?
ここが最大の疑問になってくるわけです。

運の良い人には、毎日お年寄りに席を譲るようなシチュエーションが訪れているのでしょうか?

いやいやそんなことは、もちろんないのです。


では一体??



さあいよいよ今回のお話しの佳境に入ってきましたが、前回までのパターンだとここでお茶やトムヤムクンが沸騰してしまっていました(笑)


でも今回は大丈夫です、安心してください。
今日は何も火にかけていません(笑)
話しをもとに戻します。


運の良い人と悪い人の決定的な差とはいったい何なのか?ということ。


それは運の良い人にあって、運の悪い人にないもの

いや逆です。

運の良い人になくて、運の悪い人にあるものが答えなのです。


それが何なのか解りますか?


それはズバリ!



“ケチ”です。けちんぼのケチです。



「ケチ? シライシ突然なに言ってんの?」こう思った人多そうです(笑)


ケチというと皆さんは、お金にシビアな人という印象を思い浮かべる事でしょう。
もちろんその印象は正解なんですが、でも僕の言う“ケチ”とはお金だけの話しではありません。

運の悪い人に共通すること。
それはすべてにおいて“ケチ”になってしまっているということなんです。

お金だけでなく、行動もケチになり、発言もケチになり、思考もケチになり、対人関係や時間にもケチになる。


これはどういうことなのか?


運の悪い人は、すべての行動の基本が自分にとって「得か損か」「面倒か楽か」「苦しいか快楽か」で決めてしまうのです。
与えるということに対して、対価を求め、それが得られないのなら動こうとはしません。


お年寄りに席をゆずる話しに例えれば、席を立つこと(行動)が

譲ったことで何も得るものが無さそうだから立たない
面倒だから立たない
立つことは体力的に苦痛だから立たない
目立って恥ずかしいから立たない

こういった何らかの理由を頭につけて、行動することを拒絶するところから入ります。
つまり行動するということに対してケチになってしまっているのです。

人がケチになるシチュエーションは日常的にかなり頻繁におこります。
他人に何かを聞かれたとして、答えることや教えることを惜しんでしまうこともあるかもしれません。
これは他人に自分の知識を与えるなんて勿体無いとケチになってしまうのです。

また、友達や知人を紹介することに対してケチになったり、他人のために時間を割くことを面倒だとケチになったり、ケチな考えや行動に支配されてしまうことはとても多いのです。


でもなぜケチになることがカルマ的に良くないことなのでしょうか?
なんとなくケチであるということは節約をイメージさせますし、しっかり者も連想させます。

でも実は、ケチな人は知らず知らず未来に不吉なことを呼び寄せているという衝撃の事実が隠されているのです。


次回の“魂の智見”ではケチが呼び込むものにクローズアップし、運の良し悪しを左右する本当の違いをお伝えしたいと思います。
ではまた(笑)



バンコクより
白石

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コメント一覧

マリア観音 2013年05月03日(金)23時41分 編集・削除

親が良く言ってました
ケチには人が寄ってこない
お金のケチだけでなく、行動のケチ つまり ズボラ と怠け癖

ところで白石さん、富士山だけが日本国内での霊峰なのでしょうか?

箱根ではだめでしょうか?ロープウェイで、、

それとも低くとも噴火口がある山、噴気も上げる三原山とか 湖になってる榛名山

やはり修験道の山でないとダメでしょうか?

トロッコ 2013年05月04日(土)00時04分 編集・削除

「得か損か」「面倒か楽か」「苦しいか快楽か」…耳に痛いお話でしたf(^_^;)
良い実を結ぶために、行動する際に意識してみようと思います。
「発言のケチ」と「思考のケチ」とはどの様なものなのでしょうか?

いつも人生を楽しく歩む為のヒントをたくさん教えて頂いてありがとうございます。

白石 2013年05月05日(日)03時16分 編集・削除

マリア観音さん

>ところで白石さん、富士山だけが日本国内での霊峰なのでしょうか?

霊峰と呼ばれる山はいくつかありますよね。
ただ霊峰=ヴォルフォースのある山というわけではありません。
基本的に活火山や火山活動の盛んな場所にはヴォルフォースが発生している場所が多いですが、ただマグマ溜りと地上までの距離や、吹き出し口の有無なども大きく関係しているので、霊峰だからヴォルテックスであるとは一概に言えません。

>箱根ではだめでしょうか?

箱根ですが、地下にはかなりの大きさのマグマ溜りがあり、最近は地表へ上昇傾向だそうで箱根山はかなり膨張しているとか。
おそらく場所によっては相当強いヴォルフォースを噴出させている場所もあると思いますね。

>やはり修験道の山でないとダメでしょうか?

ヴォルフォースと修験道の直接的な関係はありません。

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トロッコさん

>「発言のケチ」と「思考のケチ」とはどの様なものなのでしょうか?

人は、声を出して話すことも、脳を働かせて考えることも面倒なことだと認識してしまいやすいのです。
何か聞かれても返事をしないですとか、人によって言葉遣いを大きく変えるですとか、知恵を絞ろうとしないですとか、そういうケチのことですね。

トロッコ 2013年05月06日(月)12時31分 編集・削除

白石さん

ご回答ありがとうございますm(_ _)m

>人は、声を出して話すことも、脳を働かせて考えることも面倒なことだと認識してしまいやすいのです。

ここを読んで、サービス精神の有り無しなのかな??と解釈しました。

まだ具体的にイメージがわかない部分もあるので、普段すこし意識してみようと思います。

次回のエントリーも楽しみにしていますo(^_^)/

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