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魂の自滅

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今回は、末期状態の魂をかかえた人に起こりうる変化についてです。

魂が硬化し、多くの黒カルマを生み出してしまっている状態になると様々な変化や症状が肉体や精神面にも現れるようになります。

精神面で顕著に表れやすいこととして

【Ⅰ型】
せっかちになる
気遣いがなくなる
ほとんど笑わなくなる
常に自分に都合の良い解釈をする
常に悲愴的になる

【Ⅱ型】
面と向かって文句や嫌味を言う
自分の意見に同意しない人を排除するようになる
人前でも声を荒げるようになる
感情の起伏が異様に激しくなる
強い孤独感

【Ⅲ型】
暴力的になる
感情が高まり我を忘れるほどヒステリックになる
強い鬱など精神的疾患を発生させることもある

Ⅰ→Ⅲの順で症状が重くなります。
肉体面の変化としては

【a型】
肌荒れ
慢性的な肩・首・背中のこり
部分的痙攣(けいれん)
倦怠感
寝言の増加

【b型】
ふるえ
胃腸の弱体
慢性的頭痛
呼吸器系の疾患

【c型】
重度の疾患
急激な老化

こちらはa型→c型と重くなります。

こういった症状はすべての原因が魂の硬化と黒カルマの増加というわけではありませんが、魂の弱体化によって引き起こしてしまうことは多々あるのです。

例えば「脳」は精神を司っているだけでなく、各臓器や器官をもコントロールしています。
ですから脳の働きが悪くなると、さまざまなところに歪(ひずみ)ができやすいわけです。
しかし実はこの脳もまた、見えない「魂」によってコントロールされています。

ただここは正確に言うと、魂が脳と肉体をすべて完璧にコントロールは出来ていません。
魂は当初柔らかな状態であらたな肉体に宿ります。
そしてその柔らかさを維持するために仮宿の生命体の脳や肉体をコントロールしようとします。
それがいわゆる“勘覚”です。

劣化を急がせる他の魂との衝突を避けるために、“勘”というナビゲーションによって肉体を導くのです。

しかし人間は肉体が成長するにつれ理性が生まれ、他人の意見に流され、自己の魂の制止を振り切って暴走してしまうことがあるのです。
そして中には魂を劣化するような行為を繰り返す肉体もいます。
もし魂の硬化がⅡ-b型レベルくらいまで悪化が進むようだと、魂はある時を境に、今度は魂自身がその肉体の破滅へ導こうとしだします。
つまり「この宿はポンコツだから、スクラップにしてはやく新たな新居に移ろう」とういうことです。
これは魂の自滅です。

こうなる前に、自分の魂の放つ危険信号を感じ取ることができないといけません。

肉体が滅んでも魂は死にません。
リフレッシュし、あらたな肉体のもとで生命を紡ごうとするだけなのです。

しかし肉体は、その魂が宿っている間だけの限られた生命のひと時しかありません。
永遠に続く、輪廻転生の一コマに過ぎないのです。

この与えられた限られた時間を一生懸命に生きるのか?
それとも逃げ回り、言い訳しながら生きるのか?
愛しながら生きるのか?他人を傷つけながら生きるのか?

魂の声を無視しない生き方をすることが重要です。


バンコクより
白石

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