記事一覧

運気はなぜ上下するのか?

ファイル 123-1.jpg

こんにちは白石です。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

このブログも最近は1年に数回しかアップしていませんから、もう閉じたのかとお思いの方もいらっしゃると思いますが、どっこいちゃんと生きてますよ(笑)

最近は年初の挨拶とメソッドご案内くらいしか記事がありませんでしたから、まあ 読み物としてのブログとしては面白みに欠けるかもしれませんが、
「地震と白石は忘れたころにやってくる(笑)」ということで、久しぶりですが2022年のご挨拶がてら何か語ってみたいと思います。

最近、悩みというか、相談的なものをメールで送ってこられた方がいらっしゃいました。

僕は基本的に個別の相談や鑑定はもう受けていませんから、この方に特に返信はしていないのですが、内容的に多くの人に当てはまりそうな相談だなと思えるものでしたので、今日はブログの記事という形でこの相談に答えてみようと思います。

#############################

最近わたしには悩み事があり、ネットでいろいろと調べている中で、偶然、白石さんのことを知りました。
人間のたましいの仕組みや働きについて、今まで考えもしなかったことばかりで、目からウロコのお話しばかりでとても感動しました。
そこでお聞きしたいことがあります。

最近のわたしはとても運気が悪いです・・・。
以前は、自分も他人も認めるくらいの強運の持ち主で、はっきり言って人生がイージーモードで、ほぼ自分の思い描いてきた人生を歩いて来れましたし、そして漠然と今後もそうなんだと思っていました。

でも3年前くらいから雲行きが怪しくなってきました。
選択する決断がハズレばかりで、仕事やプライベートも段々とおかしくなってきてしまい、いまでは完全に道を踏み外してしまいました。

天職と思っていた仕事も辞めなければならないことになり、離婚もすることになって、気が付くとわたしの手にはなにも残っていません。

「いったい今までのわたしの人生って何だったのでしょうか?」

いままで当たりばかり引いてきた分、まとめてハズレが襲ってきている?
年齢的にも落ち着かなきゃいけない歳になってきたのに、社会人スタート時よりもマイナスの位置にいる自分に対して、ぶつけようのない悲しみと怒りをおぼえて、毎日イライラと悲観的な感情に支配されて、眠りも浅く、精神的にも肉体的にも壊れてきてしまっている自覚があります。

今の自分の立ち位置になってしまった理由。
どうすれば元のようにイキイキとしていた自分にもどせますか?

白石さんのホームページに書いてあった魂が黒カルマでおおわれてしまった人のように、わたしの魂も真っ黒になってしまったのでしょうか?
なにかヒントでもいいので教えてほしいです。


#############################

というような内容でして、
(本当はもっともっと長文のメールだったのですが、ここでは読みやすく要点をしぼりコンパクトに編集しています。)

人生がいきなり好転したり暗転したりする人というのは確かにいます。

それまで上手くいっていたことが、突然、思い通りに運ばなくなったり、反対に何をやっても上手くものごとが進まなかった人が、ある日を境に幸運に恵まれるようになる。

よく人生で訪れる幸運、不運というのは50%50%であって、良いことも悪いことも同じような確率で起こるものだと言われますが、実際のところはどうなんでしょう?

そもそも運気の良い人と悪い人の違いってなんなのか?という疑問が皆さんの中にはあることでしょう。
このブログの中でも運気の良し悪しについては幾度となく言及してきました。

例えばこんな感じです。

運の良し悪しを決めているのは
運の良し悪しを決めているのは part2
運の良し悪しを決めているのは part3
運の良し悪しを決めているのは part4

このエントリで言及してきた以外にも、様々なアプローチから運気を上げるために必要な情報をお届けしてきました。

結論から言えば、魂の健康状態の良し悪しが運気の良し悪しを決めてしまうという一言に尽きるのですが、魂を目で見ることが出来ない方が大多数だということを考えれば、自分の魂の状態を正確に把握することは極めて困難なことだと思います。

例えば、ある人が胃の病気にかかったとします。

この胃の病気の存在をどの時点で気付くことが出来るのか?というところで、症状の重さや完治までの時間に大きな差が出ます。

人間は身体の中を見通せる透視力を持っていませんから、胃の中の状態を日常的に目で見て判断することが出来ません。
むかつき症状やらの、なんらかの症状が出てから初めて胃の病気であったことに気付くわけです。

しかし、暴飲暴食を続けていたらに胃に負担が大きいですよとか、タバコを吸い続けると肺がんのリスクが高まりますよといったように、知識によって発病リスクを低下させることは可能です。

このブログでお伝えしたことは、まさに魂の病気にならないように予防知識を高めるということです。

基本的に魂が健康な状態であれば、運気は平均より上増しの状態で一生を過ごしきることが出来ます。

一生を通しての幸運度が50%というのは間違いです。
運の良い人は一生運が良いのです。反対に運の悪い人は一生運が悪い。

人間界全体を通してみれば、運の良い人と、悪い人の割合はもしかしたら50:50くらいなのかもしれませんが、個人レベルで見たときは運の良い人と、悪い人ははっきりと分断されます。


ここで、この相談者の方に話しを戻せば、この方は何らかの理由で魂の健康を損ねてしまったわけです。
その結果として、運命が急転降下してしまい、人生の道のりから外れてしまったというわけです。

この方の魂を直接見ているわけではないので断言は出来ないのですが、文面を読んいて気になるのは、急激に運気を落としてしまっているというところです。

普通、魂がパワーダウンしていく過程は、かなりゆっくりとしたものです。
身体の病気がゆっくりと進行していくように、魂も少しずつパフォーマンスを落としていくものなのです。
しかし、この方は短期間でまさに人生が180度転換してしまいました。

考えられるのは、事故的な外的要因によって魂が破壊されたケースです。
現実世界で言うなら、交通事故にあって大けがをしてしまったような状態です。

魂には外的要因から己を守るために、一定レベルの防御力が備わっています。
もしこの方がこのブログの読者で、魂の守り方の知識を得ていたなら、あるいは防ぎきれた攻撃だったかもしれませんが、残念ながそういった知識は持ち合わせていなかった。
きっと、長期に渡って一方的に攻撃を受け続けてしまったのかもしれません。

人間は簡単に魂を飛ばすことができますから、中には攻撃的な意思をもって魂を飛ばしてくる人もいます。

捨て身で攻撃を加えてくる魂に対して、防御しようとする自分の魂が長期に渡ってぶつかり合ってしまうと、魂が削れ、エネルギーが減力していきます。
そうして削り取られてしまったエネルギーのカスを黒カルマといいますが、この方のように急激な人生の暗転が起こってしまう裏には、多くの場合、黒カルマの存在が認められるのです。
つまり魂が健康であっても、理不尽な外的要因によって、ある日突然、大怪我をしてしまうこともあるのです。

もちろん、時間の経過とともに怪我が完治するように、魂も復活することは可能です。
ただ、自分の置かれた状況に納得できずに、パニック的に怒りや恨みつらみを吐き出すようになってしまう自分になってしまう場合は注意が必要です。

受け身だった魂の性質が、攻撃的な魂に変化してしまうのです。

運の良い人や幸福そうな人の周りに寄って来るのは、必ずしも良い人ばかりではありません。
悲しいかな世の中には、他人の不幸を笑いながら願っている人もたくさんいます。

最近はSNSで高級なブランド品を自慢したり、高級なレストランでの食事風景など幸せ自慢をする人が多いですが、魂の世界から見ると自殺行為に近い行為です。

“ねたみ”や“うらみ”の感情がどれほどの負のパワーを生み出すのかを理解していないからこそできることです。

孫氏いわく、攻撃は最大の防御なりと述べましたが、魂の世界では、防御こそ最大の攻撃なりが正しいのです。

魂が飛んでいく。他人に影響を与えるというとオカルトチックに聞こえるかもしれませんが、どんな人でも魂を飛ばしています。もちろんあなたもです。

せっかくですから、次回、魂を科学的なメカニカルな視点で切り取ったお話しをアップしようと思います。
この話しは、今までとは違うちょっとディープな魂の仕組みの話しです。

また半年後?
そんなに待たせません(笑)


東京より
白石

smiling again