あなたが人生の道を間違える理由
あなたは実際に街中で道に迷ったことがありますか?ミ
目的地になかなか辿り着かない。
気が付いたら、逆方向へ向かっていた。
子供の頃、よく迷子で保護された。メ
人に尋ねたら、嘘を教えられた。ウシシ
あなたは当てはまりますか?
道に迷ってしまう人に決定的に欠けているものって何だか分かるでしょうか?
それは、 方向感覚 です。レ
東西南北の感覚が乏しく、今、自分がどちらの方角に向って立っているのかが感覚的に掴めていないんです。
でも、これは何も、こちらが北とか南とか知っているということではなくて、方向感覚の一定性が保てないことを言います。
例えば現在地から真北の方向に目的の地があるとします。コ
ただ、そこまで一直線で到達できる道はありません。
いくつかの角を曲がりながら、縦横斜めに交差する道をたどって到着する事が出来ます。糴碾ル
この場合は一旦は東に進んだり、西に進んだりしなければなりません。
しかし、感覚的に北の方角を感じているならば、多少、道が曲がりくねっていようと、少しづつ修正しながら北の目的地に向かって進むことができます。フ
でも、それは方向感覚の一定性が保てていればです。
中には保てない人もいます。ネタラー
西へ東へ曲がるたびに、目的地の真北の方向感覚が少しづつずれてしまうんです。
そして、気が付くと真逆の南へ向けて歩いていたりします
でも、悲しいかな、なかなか自分では間違っていることは分かりません。ツカネー
正しいと信じて一生懸命に歩いています。
しかし、いい加減歩き疲れた所で、ふと思います。
おかしいィ着かない。この道は間違っているのではないだろうか?ヤ
一般的に方向音痴と言われている方なら、きっと経験あることでしょう。
この目的地への方向感覚が、自分の中で一定に保てないと言うことが道に迷ってしまう原因なのですが、なぜ、人によって方向感覚の欠如が起こるのでしょうか?
人間の体内に様々な感覚を感じ取るセンサーがあります。
それは、視覚、聴覚、味覚などの直感的な感覚を司る内臓器官だけではなくて、
例えば時間の経過を感じ取る体内時計トだったり、方角を感じ取る体内磁石だったり、曖昧(あいまい)なものを感覚的に感じ取ることが出来る」感覚センサー」もあるのです。
そういった感覚センサーの感度が弱い人・の場合、どうしても行動に小さなズレが出てくるんです。
その小さなズレが幾重にも重なって、結果として間違いヤを引き起こしています。
私がなぜ、この話しをしたかと言うと、人生の道順選びにおいても、実は方向感覚の欠如の考え方が当てはまるからなんです。
前の章において、決断の曲がり角を間違わずに進むことが、人生をより良くする方法だと書きました。セ
そして、道を間違ってしまうメカニズムを理解することが、しいては間違わずに進む解決策だとも書きました。
この方向音痴の原因となる方向感覚のズレはそのメカニズムの要因の一つなんです。
ただし、現実社会の迷子のメカニズムと、人生の迷子のメカニズムは事情が少し違います。
現実に方向音痴でよく道に迷うからと言って、人生でも同じだとは限りません。
逆もまたしかりで、現実の街歩きでは殆ど道に迷わないという人でも、人生の道は間違ってしまうんです。估ホホ
これは、人生の道順を正しく進む為のセンサーは、現実社会の方向感覚センサーとは全く違うものと言うことなんです。
では、人生の方向感覚センサーとはどのようなものなのでしょうか?
それを知る為には、人は決断に迫られた時に、どのようにして方向性を決めるのかを考えてみるとよいでしょう。
過去に得た経験や知識。
人の意見や真似。
それぞれの選択後の予測。
なんとなく流れで。
など、いくつかの要因が考えられます。
ですが、結局AかBかを決める最終段階になると、体内の『あるセンサー』が敏感に反応します。
そのセンサーとは何か?
実は、そのセンサーとは一般的に
『 』
と呼ばれています。
ちょっと驚かれるかもしれません。
何となく『勘』で物事を決めると言うのは「不確かなもの」「投げやりな」と言うイメージが強いからです。
しかし、実は『勘』こそが人生の道順を正しく導いてくれる大切なセンサーワなのです。
よく周りから「あの人は勘が鋭い」とか、「あいつは勘の鈍いやつ」などと言われる人がいます。
この『勘』と言うセンサーは、人によって感度に大きな差があるんです。
鋭い人はどこまでも鋭く、鈍い人はどこまでも鈍いんです。
あなたの周りにこう言う人はいませんか?
異常にクジ運や懸賞運が良かったりコ、やたらジャンケンが強い人。
大して勉強していないのに、要領良く試験で高得点を取れてた人。 セ
なぜか良い仕事に恵まれて、出世が早い人。ナ
それほど容姿に恵まれている訳ではないのに、やたら異性にモテる人。
などなど。
いわゆる、強運の持ち主だとか、恵まれた星の元に生まれた人などと言われる人のことです。
こういった人たちは、一見するとラッキーなだけに見えますが、実は優れた『勘センサー』の持ち主なのです。
つまり があるのです。
そして、感度の優れた『勘センサー』の持ち主は、様々な「選択の決断」を迫られたときに、最終的には己を信じて行動する人が多いんです。
逆に、感度の悪い『勘センサー』しかない人は、自分の考えや感覚を信じることが出来ません。
ですから自分の『勘』は無視して、周りの様々な情報や意見にその方向性を委ねることが自然と多くなります。ヌドウシヨー?
得てして勘の鈍い人と言うのは他人の意見に流されやすく、自分で物事を瞬間的に決められない
優柔不断な人 が多いんです。
でも、人に意見を聞いて行動したことで、かえって良い結果に繋がった。と言う経験をなさった方もいらっしゃると思います。
しかしそれは、あなたに意見をくれた方の『勘』が、あなたの『勘』よりも鋭かったと言うだけのことなんです。
常にこういった勘の鋭い方に、決断を委ねられれば良いのですが、長い人生の中ではそうはいきません。
時には、自分よりも勘の鈍い人の意見や見解に流されてしまうことモも出てきてしまいます。
結果として、少しずつ人生の正しい道順から外れていくのです。・
そう、例えるならば『勘』とは車に付いているナビゲーションシステムなんです。タ
実際に車に乗られてナビゲーションシステムを使ったことがある方でしたらイメージできると思います。
精度の高いナビゲーションは自分の現在位置や方向性を見失うことなく、スムースに進めるように渋滞を避けてルートを組み立てる能力があります。ソュ
ところが、精度の低いナビゲーションですと、実際の位置とは違う山の中に現在地を示したり、ちょっとトンネルや地下に入ると方向性を失ってしまったり、渋滞や一方通行もお構いなしのルートを選んだりと、まるで使い物にならない物もあります。
ホソタソタタソタソ
どちらのナビゲーションシステムが目的地に効率良く、ストレスフリーホで到着するのでしょうか?
考えるまでもありません。
でも『勘』は持って生まれたもので、どうしようもないんでは?
いいえ、そんなことはありません。
実は、『自分は勘が鈍い』とお思いのあなたも、以前は誰よりも鋭い『勘センサー』の持ち主だったんですよ。
覚えてますか?
えっ、実感がない?
まぁ、覚えてないのも仕方がないかもしれません。
なぜなら、あなたが物心が付く前、
そう、 乳児〜幼少期ヘこそ、最も『勘センサー』の感度が鋭い時期 なんです。
つまり、生まれた時は誰もが鋭い勘の持ち主なんです。
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