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2016年もバリ島アグン山でスタート

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アグン頂よりアンダマン海を望む


もう1月も終わろうとしていますが、
今年も例年通りの1月のアグン登頂を成し遂げることができ、無事に帰国できたことを読者のみなさんにご報告いたします。

昨年からつづく近隣火山の活発化による影響も考えられましたが、そちらは特に問題はなく予定通り。アタック当日は天候にも恵まれ、心地よい環境下で滞りなく回収を終えることができました。

ただ、直前にジャカルタでテロが発生した影響で空港はいつもより厳戒態勢でそちらのほうが大変でしたね。(大量の水晶や登山グッズなどを持っているのでいちいち説明が大変)

まあそれでも何とか無事に帰国し、製作と発送を終えて、ようやくひと息つけたところです。(アグンクリスタルをご注文下さった方は早い人は今日到着しているとおもいます。最高にいい出来ですよ。)

さあ今年も忙しそうですが、まあ焦らずペース良くいきますよ!


東京より
白石

あなたの人生は何秒?

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さあ、気がつけば2015年も終わろうとしています。

どうも年々時が経つのが速く感じるようになってきて、あっというまに歳をとっていくのがしゃくですが、まあ仕方ありませんね。
良くとらえれば日々充実しているということでしょう(笑)


そうそう先日25日のクリスマスの夜は、「魂の大実験」のラストナイトでした。
今まで毎月実験に参加くださった皆様、感想をフィードバックしてくださった皆様、どうもありがとうございました。
おかげさまで素晴らしいクリスマスプレゼントになり大満足しています。
実験結果をまとめましたら、またこの場で発表させていただきたいと思います。


さて今日のエントリですが、当初は『よい出会いは魂がおしえてくれる part5』にしようかと思ったのですが、せっかく1年の終わりということですから、今年の締めになるような、そして来年のスタートを心新たに切れるような、そんなお話をさせて頂こうかと思います。



突然ですが、あなたの人生は何秒間あるのか?

考えたことありますか?

あなたが生命体として今存在しているということは、おぎゃーと誕生したその“瞬間”が確かにあったということです。
そして、その生命が幕を閉じる“瞬間”も、未来にもちろんあるのです。

たとえば世界のどこかで2016年の1月1日00時00分00秒に誕生した赤ちゃんがいたとします。
また仮に、その子は2096年1月1日00時00分00秒で人生を終えました。ぴったり80歳の人生でした。

80年という時間は、月数に換算すると960ヶ月、日数だと29,220日、時間で701,280時間、分で42,076,800分、秒で2,524,608,000秒です。

これ凄いと思いませんか?すべての生命の長さは1秒と狂わずにしっかりと存在し、記録できるのです。
人の場合は桁が多いのでピンと来ないかもしれませんが、人生80年だとすると秒換算では約25億秒ということですね。

これは言うなれば、生まれた時にもらった25億枚の人生体験チケットを1秒に1枚(1ライフ)ずつ切り離しているということです。

今こうして僕のブログを読んでいる瞬間も、寝ていても、食べていても、働いていても、ボーとしていても、僕も皆さんも1秒に1ライフずつ人生体験チケットは減っているのです。

もちろん今回は例として人生80年としての計算ですが、神様が生まれたときに自分に何ライフくれたのかは、チケットが無くなるその瞬間までわかりません。もしかしたらあと10枚で無くなってしまうかもしれないのです。

まあそれは極端かもしれませんが(笑)
そういう風に考えてみると、今この瞬間の1秒の価値がとたんに高いものに思えてきますよね。

世の中の人はなぜか、自分だけはいつまでも平穏無事に過ごせるものだという根拠のない自信にあふれた人が多いのです。
時間はまだまだ無限に流れてくる、そう思い込んでいるのです。

ですから“今”という1秒に価値を見出しません。
「今」できることは「明日」に、明日になったら「明後日」に、そして「いつか」へ・・・

昨日の自分も、今の自分も、明日の自分も、1年後の自分も並列に考えています。
同じ自分だと信じています。


もしあなたがそういう考えだとしたら、それはとんでもない間違いです。

生命体は1秒ごとに生まれ変わっていると考えなければなりません。

1秒前の自分と、今の自分はまるで違う自分。1秒後の自分もまた違う自分です。
見た目も考えも機能的にもほぼ変わっていないように見えますが、いえいえ確実に1秒ごとにライフ(生命力)を減らしながら劣化し、生まれ変わっているのです。

新鮮なフルーツを2~3カ月置きっぱなしにしていたらどうなりますか?
もし2つを並べることが出来たなら、その姿かたちだけでなく、臭いも味も比較にならないくらいに変化していることでしょう。
これはフルーツという存在が、1秒ごとに1ライフを浪費しながら、確実にその生命力を低下させていったからです。


しかしライフの消費は生命体としてこの世に誕生した運命といえますから、僕たちは受け入れなければなりません。

その上で、限られた時間をどうとらえて、どう使うのか?
ここは各々の考え方ひとつに任されています。


「別に自分は何とも思わない。自然にその日が来るのを待つ。」

たしかに人間、死ぬときは何も持っていけません。
そう考えると、生きているときにあくせくしても結局は“無”ではないか。という考えもあるでしょう。
これも生き方です。


「与えられた時間を自分なりに有効に使い、なにかしら生きた証を刻みたい。」

物やお金はたしかに持っていけないですが、人生をまっとうしたという誇り、プライドは持っていくことが出来ます。
今に目的を与えて一生懸命に生きてみる。そして何かを成し遂げる人生を歩みたい。
これも生き方なのです。


僕が最終的に他人の時間の使い方に口をはさむことは出来ませんが、色々と考える切っ掛けは与えることが出来ます。
そして良いと思える方向へ導いてあげるような、遠回りなヒントくらいは与えてあげれるでしょう。


僕の2015年は、あっという間に過ぎ去っていきました。
約3120万ライフ消費した計算になります。

もちろん皆さんも約3120万ライフ目減りしました。

さてこの3120万秒、僕はしっかりと意味を持って使えたでしょうか?
皆さんはどうでしたか?

そんなことを考えながら、2016年を厳かに迎えようと思います。


みなさん善いお年を
来年またここでお逢いしましょう(笑)



東京より
白石

魂が健康であれば人生の谷は苦ではない

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11月26日の実験に参加したみなさんはお疲れ様でした。

実は僕は25日~今日まで私用でインドに行っていました。(今回の記事は帰りの飛行機の中で書きました)

インドは今回で2回目なんですが、前回は10数年前だったので経済発展のスピードに驚かされました!
ムンバイにそびえ立つビルの高さや数はもちろんのこと、走っている車や、人々の服装もソフィスティケートされてきていて、今、世界で一番勢いがある国だと実感しましたね。

今回の旅は、大都市ムンバイからとある地方町への2泊4日の弾丸行程だったのですが、26日はとんでもない田舎に滞在していたもので(笑)、そこはネット環境もない上に電波状況も悪く、まったくのお手上げ状態でコメントを書き込むことが出来なかったのですが、メールやコメントを残してくれた方々ありがとうございます。

次回はクリスマス12月25日が最終実験日になります。
クリスマスの夜に無欲になり「皆の幸せを願う」という、1年の終わり方はいいですね。
僕も一参加者として願おうと思います。


さて、このSSSを開設してから3年を過ぎ、いままで魂のことや、生き方のヒント的なことなどをあれこれ書いてきました。

最近は「本当に生き方が楽になった。」「いまが一番笑ってすごせています。」などといったメールをたくさん頂けるようになってきて、「忙しいなかでも何とか続けてきて良かったな。」と本当に思います。

僕のブログは文章が多くて読むのも大変かもしれませんが、それでもしっかりと読んでくれて、自分の中で咀嚼し、普段から実践に移してくれている人は、確実に魂の硬化を遅らせることが出来ていて、本当に健康を取り戻してきているんですよね。

たとえば、湧き上がる怒りを治めるですとか、魂が危険にさらされるような場所に近づかないですとか、ケチな思考に捕らわれないようにするですとか、普段の生活の中で魂のために実践できることは意外に多いものです。

何も気を付けてない人と年単位で比べてみれば、そういった何気ないことの積み重ねが大きな開きとなっていくのです。


人生の道は平坦ではありませんから、誰にでも良いことも悪いことも起こります。

今現在、生きていくことが苦しいと思っている人がいるならば、それは谷間にいるからです。
暗い谷底だからと下を向き、とぼとぼ歩いては立ち止まり、後ろを振り返っては後悔し、またとぼとぼ歩き始める。

だからいつまでも谷を抜けないのです。

魂が健康な人は、谷間を歩いていても下を向きません。
頭を上げてしっかりと先を見ることが出来ます。魂がタフになり簡単にめげなくなっているのです。

そして“生きる”ということを前向きにとらえるようになっています。
最悪の状況であっても自分が進むべき山の頂が見えているので、恐怖もなく、明日に希望があります。

同じ谷間にいるとして、頭を上げるか下げるかの差ですが、この差が実はとても大きいのです。

しかし魂が弱ってくると、こうしたことは頭では分かっていても実践できなくなっていきます。
身体が重く、行動力は薄れ、気持ちばかりが焦ります。
過去の良かったころの自分の記憶と今の自分の差に苦しみ、すべてを投げ出して終わらせたいとさえ思うようになると、それは魂がいっぱいいっぱいの証拠です。

魂が健康であれば、前へ進むために一歩を出すという人生の基本でつまづくことはまずありません。特に意識して考えなくても実践できてしまうのです。

魂の健康の差が、人生において苦しみの量や、笑顔の数を左右してしまうということです。


では現状、魂の健康が保てていて、特に悪いこともなく平穏無事に過ごせている人は何も気を付けることはないのでしょうか?

いえ、暗い谷間を抜けて、明るい山道を歩いているからと言って油断してはいけません。

今が好調な人が足を滑らせてしまうこともあるのです。

その一番の原因、それは“欲”です。


人は暗い谷に下った時には気分がすぐれず、自分ほど不幸な人間はいないとさえ思います。
しかし山の上に出ると、谷での出来事のことなどすぐに忘れて、気分が高揚し、自分はもっと高みに行けるのではないかと思います。

もちろん向上心をもって進んでいくことは悪いことではありません。
ただ、欲を出して無理に高みに登ろうとすると足元がおろそかになり、簡単な窪みで足を取られ谷底に転げ落ちます。
高い山と深い谷はセットですから気をつけねばなりません。

人生において大切なことは、今の1歩を確実に踏みしめることです。
何事にもケチにならずに、今自分に出来ることを疎かにせずにこなすこと。


人生の高みというのは気付いたらいる場所であって、行こうと思っていく場所ではありません。


台湾上空より
白石

よい出会いは魂がおしえてくれる part4

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今日は11月11日。ポッキーの日。

意味はありません。
というわけで前回からの続きです(笑)


今回こそサラッとサラッといきますからね。


さあ、前回は現代人が第六感を感じなくなってきたという話のところで終わりました。

現代人の勘がにぶくなってきた理由として、現代では切羽詰まって ”勘”を働かすような場がなくなってきたことが最大の理由だと思います。

現代は、いきなりビルの陰から凶暴なマンモスが襲いかかってくることもありませんし、刀を抜いた不良侍に切られることもありません。サイレンとともにB29が飛んでくることもありません。

すくなくとも勘が働かなくとも命の危険がなくなるということはなくなってきました。
もちろん現代でも交通事故などの危険性はありますから、命の危険が全くなくなっているわけではありませんが、特に勘を働かせなくても、種を残し、生命をつむぐことが出来る時代になっています。
もちろん、それは平和であることの証ですから悪いことではないでしょう。

たとえばペットの犬なども、昔の犬種にくらべて、現代の愛玩種は野生の能力がどんどん退化していっているらしいですね。
特に鋭い嗅覚や聴覚などがなくても、餌に困らずに、快適な環境下で種を残せるようになっているからでしょう。

ただ前回もお伝えしたように、野性的な勘がにぶってきたことで、人間関係における危機察知能力のようなものが無くなってきていることは、まさに現代においては皮肉といえるかもしれません。

はい、全然サラッと進んでいませんね。
大丈夫です。ここからついに核心に迫ります(笑)

さあ話しをぐわっと戻しますよ!

そう足の裏です。

足の裏?忘れた?
忘れたら戻って読んできて下さいね。

ここからよそ見せずに一気にいきますよ!!
出会いの良し悪しを第六感ではかる方法です。


あなたが初対面の人に出会った時は

適当に脳をはたらかせて、笑顔をつくりながら挨拶し、会話をはずませつつも、意識の片隅は

いいですか?足の裏において下さい。

足の裏です! 足の裏です!! 足の裏です!!!


では足の裏で何を感じるのか?

それは足の裏の温度感です。

初めて会ったそのときに、足の裏が異常に熱くなる人がいます。

ただこれ意識しないと気付きません。

大概の場合、初対面で緊張していると意識は上半身に集中しています。
心臓の鼓動が速くなり、やや血圧も上がり、呼吸も乱れがちに、顔も紅潮することもあります。手の平に汗もかくでしょう。
その流れで当然、足の裏も熱くなるのが普通だろうと思いがちです。

しかし意識してみるとわかるのですが、上半身の緊張や体温上昇感にくらべて、足の裏までもが熱くなるかというと必ずしもそうではないのです。

ほとんどの場合、初対面で他人に会っても、なかなか足の裏の温度感を意識するほどには至らないと思います。
それは上半身ですべてを受け止めているからです。

足の裏の体温の上昇。
これは神経を足の裏に集中してはじめて体感できるレベルの変化です。

しかしその小さな変化こそが、実はあなたの中の野生の本能部分。
相手との魂の相性の善し悪しを感じ取ることが出来る唯一の箇所なのです。

この足の裏の体感温度の上昇を見極めることで、出会った人との相性が分かるようになります。

そしてこの小さな体感の変化は、意識することと、多くの人と対面することで、どんどん研ぎ澄まされていきます。
最初のうちこそ分かりづらいかもしれませんが、経験を積めば誰にでも習得することができるようになるでしょう。

皆さんの中で、今まで人と会うときに足の裏に集中してみたことがある人はいますか?

いないでしょう(笑)

今度はぜひ集中してみてください。
この体感温度の違いに気付くことができれば、あなたの人間関係はきっと楽になるはずです。


で、問題は、熱くなった人があなたにとって良い人なのか?悪い人なのかですが、、、


その答えは!!!


な、ななんと!!!!!!



ああそうだそうだ思い出した(笑)

そういえば、みんなに参加してもらっている大実験の結果もそろそろお知らせしないといけないですよね。
かなりたくさんの人から感想が届いたからまとめていますが、相当おもしろい結果になっています。


あとこの実験の名前も決めようと思っているんですが、いいネーミングがなかなか思いつかないんです。
なにかいいのあったら送って下さい。


ああ、あとそうそう、たまにはみんなにクリックしてもらってSSSをシェアしてもらおうかな。
もししてくれるなら誰かのためにという気持ちで心をこめてクリックしてください。そうでないと意味がないので。


あっと!そういえば先月末についにロンボク島のリンジャニ山までもが噴火してしまいましたね。

リンジャニ山といえば、僕の招待用HP(紫色のサイト)のTOPページに写っているアグン山頂から撮影した日の出の写真。海の向こうに見える山がリンジャニです。
7月に噴火したジャワ島のラウン山に続いて、インドネシア屈指の活火山の噴火が続きました。(ちなみにラウン山もアグン登頂中に見ることが出来ます。)
ジャワとバリとロンボクは3つ連なった島で、それぞれに3千メートル級の活火山があるわけですが、これらは以前このブログでお伝えした環太平洋火山帯(Ring Of Fire)の主要活火山です。
詳しく知りたい方はヴォルフォースとは何なのか?

地下では繋がっている兄弟山ですから、今回のリンジャニ噴火は7月のラウン噴火の影響がすくなからずあるはずです。

と、いうことは・・・・

ラウンとリンジャニの中間にあるアグンも近いうちに噴火する?!

その可能性は過去にないくらいに高くなっていると思いますね。
年明け1月は半年に一度のアグン巡礼の登山ですが、今回はちょっと緊張しています。
そろそろ情報を集める時期なんですが、もしかしたら一般の登山者になんらかの規制が入る可能性も否定できません。
仮に登れたとしても、今後も継続的に可能なのかも含めて、注意検討していく必要がありそうです。
一応、今月16日から例年通りアグンクリスタルの募集は開始しますが、今回は回収登山ができるかどうかも含めてまだまだ不透明ではあります。


ふうー お知らせが以外に長くなったな。
って完全に遊んでます。ハイ(笑)
まあ僕のお楽しみです。フフフ

というわけで、答えはサラッと“悪い人”です。
理由はまた次回(笑)



東京より
白石

よい出会いは魂がおしえてくれる part3

あちゃー またあっという間に二ヶ月も時間が経ってしまった。。。

このブログもついに季節ごとの更新とかになってきてしまってますが・・・
「まあいいか(笑)」※ひらきなおり


さて今回は前回までの続き、『よい出会いは魂がおしえてくれる part3』になりますが、忘れている方はちょっと戻って読み直してきてください。

よい出会いは魂がおしえてくれる part1
よい出会いは魂がおしえてくれる part2


はい、戻ってきましたか?
part2も、いつものごとく答えをもったいぶって終わったのでした(笑)

最後に横たわったお釈迦様、涅槃仏(ねはんぶつ)の画像を出してヒントとしましたが、あのヒントで何か考えてみた人はいるでしょうか?

コメント欄でいくつか推測してくれた人はいましたが、あれだけではなかなか難しいですよね。
大きなヒントはあえて寝ているお釈迦様とした点です。
立ち上がったり座っている仏像ではなく、寝ていることで見えているものがありますよね?

わかりますか?

それはこれです。

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そう足の裏です。
ちなみにこの涅槃仏はバンコクの有名なお寺、ワットポーの黄金の涅槃仏像です。すごい大きさでしょう。
全長はなんと49メートル、高さ12メートルもあって、この足の裏の大きさは長さ5メートル、幅1.5メートルもあるんです。

この大寝釈迦仏はバンコクのガイドブックで表紙になるくらいに有名なものなので、テレビなんかでも見たことがある人は多いと思います。


さて今回は、この足の裏にこそ答えがあります。

思えば僕のホームページには昔からよく足の裏の話題が出てきているんですが覚えていますか?

魂の硬化の例え話しで、足の裏が硬くなる話しをしたり、アグン山の山頂でヴォルフォースを発見したときも、偶然に足の裏を投げ出したことが切っ掛けでした。

皆さんにとって足の裏とは、単に歩くうえで必要な身体の中の一部分という認識しかないと思います。
しかし実は足の裏というのは人間にとってもっとも野性的な本能を感じさせる、残された部位でもあるのです。

考えてみると、足の裏は唯一地球とつながっている部分でもあり、常に外界とは向き合わない隠され続けている場所です。
立ち上がり、歩くという機能の他になにかを求めるでもなく、もっとも目の届かない場所、それが足の裏でしょう。

それゆえ、機能的な進化の過程では、脳や内臓や手など他の器官にくらべて取り残されてしまったのでしょうね。
進化が遅れたゆえに、野性的な力を発揮しなやすい場所でもあるのです。

よく指圧やリフレクソロジーなどでは足の裏にあるツボは内臓などの各器官に直結していて、刺激することで内器官の機能が良くなるなどと言います。
東洋医学では昔から足の裏は第二の心臓などともいい、健康に直接結びつく器官と位置付けています。

またバンコクのワットポーの涅槃仏の足の裏には紋様が刻まれていますが、これは古代ヒンドゥー教であるバラモン教で宇宙を現しているそうです。


現代人にとっての足の裏は、単に立ち姿勢を保つだけの器官と考えがちですが、古来から伝わってきている足の裏の持つ意味合いというのは、もっと立体的で、幻想的で、深いもの。
決して体重を支えるだけの器官ではなく、人間と地球、あるいは宇宙とをつなぐ出入口であったり、人間の全機能をつかさどるスイッチのようなものであったりと、我々が知らない力をもっている特別な場所であったのです。


さて、ここまできてやっと本題に入ります。
(やばいなー、また長くなってきたなー 笑)

初対面の人に対して、どう足の裏が関係してくるのか?
そして、出会いの良し悪しをどう察知するのか?


説明します。

あなたが初めて会った人、その人が自分にとって魂のレベルで相性が良いのかどうかを知るためには、目や耳や脳などの五感で判断することに加えて、もうひとつの“感”を使って下さい。

つまり第六感、シックスセンスと呼ばれるものです。


「わたしにはそういう感覚がありません。」

はい、たしかに第六感と呼ばれるものの感度の強弱には個人差があります。

しかし誰にでも言えることなんですが、まったくのゼロということはないのです。
どんな人でも多少なりとも第六感的な能力というのは持っていて、そういう能力は、自分で必要としないと出てこないだけです。眠ったままなのです。


現代人は昔の人に比べて、野性的な能力を必要としなくなってきました。
すべてのものが自動化コンピューター化され、脳内の考えや意思も親指一本で世界中に飛ばせるようになり、考えなくとも答えは液晶画面に出て来ます。

世の中が便利になればなるほど、すべてのものが合理化されて削られていき、それは人の本能的な能力の減衰にまで及んでいきます。

人間の進化の過程では、いわゆる第六感的なものというのは不要な能力となってきていることは間違いないでしょう。

しかしそれが良いことなのか悪いことなのかは分かりません。


昨今、人付き合いに苦しんで、上手に社会に溶け込めない人が増えてきています。こういう人たちは年々増えていく一方です。

これらの社会的な問題も、いうなれば人間付き合いにおいて勘所の悪い人が増えてきている証拠であるといえます。

いつの時代も性格の良くない人はいるでしょうが、そういう人に必要以上に近づかない防御本能が働かない人がどんどん増えてきたのです。
この人は危険だと気付けば避けられた問題も、気付かないばかりに傷付いてしまう。
それは防御本能の働かない草食動物が、近づいてきたライオンに食べられてしまうようにです。

はい、やっぱり長くなりました(笑)
簡単に説明しようと思っても、「ああそうだ、これも伝えよう」「あれも伝えよう」と欲張って、結局なかなか本題に入れないいつものパターンです。
本当は決してもったいぶっているわけではないんですけどね。

次回は東京に雪が降ったあたりか?


大丈夫、さすがにそれはありません。
きっと11月頭あたりには続きをアップできると思います。
おもいます。オモイ・・マス。


(おしらせ)
今月の魂の実験日は10月27日(火)です。
一ヶ月に一度の魂のメンテナンスとして、ぜひ21時からの15分間ご参加下さい。
詳細はこのブログのメニューにある僕の名前をクリックです。


東京より
白石

smiling again