世界最強のパワースポット
バリ アグン山には
人生をやり直すヒントがあった
〜shiraishi report〜
水晶という石
水晶は我々スピリチュアルの業界ではパワーストーンとしてとてもポピュラーなアイテムの一つです。
前のページで書いたように一般社会においても貴重な資源石として無くてはならない物質なのですが、我々スピリチュアルの世界においても無くてはならない石なのです。
よくテレビなどで占い師さんが大きな球体の水晶に手かざしをして占っているシーンや、ディズニー映画などで魔女が水晶を覗いているシーンなどを見ることがあるかもしれませんが、水晶の持つ特殊な能力をいち早く見極めて使ってきたのは、このスピリチュアル業界であろうと思われます。
昨今はパワーストーン専門店も多くあり、東急ハンズなどでも普通に販売されていますが、これらのお店に行ってみると、その石の持つパワーを普段の生活に当てはめて、お守りや願いを叶えるためのアイテムとして活用するといった販売方法がなされています。
例えば、この石は恋愛で意中の人を振り向かせる石、この石は金運が良くなる石、この石は健康になる石などなど。
もしかしたら、皆さんの中にもそれらのことを信じて身に着けている方がいらっしゃるかも知れないので、あまり強く言うことはありませんが、私自身がこれらの石を手にとっても大きなパワーを感じ取ることが出来る石というのはまずありません。
むしろ様々な人に触れられてきた事によって、 他人の邪念などを吸い取ってしまっている石がほとんどでした。
そもそもなんですが、石自体がパワーを発している石というのは本当に少ないものなんです。
では効果が全く無いかというと、そうではありません。
石自体の効果は薄くても、この石は効果があると信じることによってプラシーボ効果が期待できます。
フラシーボ効果とは自己暗示のことです。
例えば、 今抱えている病気に凄く効く特効薬だと医者に渡された薬が、実は単なる小麦粉だったとしても、一旦、特効薬だと信じ込むと本当にその病気が完治したりすることもあるんです。
そういった意味で考えるとそういう石を持つことは、自己実現を叶える一手段としてはまこと有効なのかもしれません。
しかし、私が水晶を普段からお守りとして持つ理由はフラシーボ効果を期待してではありません。
それは水晶の持つ圧電性や共振性とは違う、スピリチュアル的な特殊な特徴が関係しています。
その特徴とはパワーの(貯蔵性能)と(放出能力)です。
この水晶という石は何もしない状態では石自体から発生しているパワーというのは無きに等しいくらいに微々たるものです。
しかし代わりに、パワーを中に閉じ込めることが出来るんです。
そう、パワーの貯蔵庫というかバッテリーです。
しかも一旦、貯蔵できればそのパワーはなかなか外に漏れません。
電池のように使用すればゆっくりと消費し、しかもパワーが水晶の大きさに比例して増長しますので、とても使い勝手がいいんです。
こうした水晶の貯蔵性能を利用して、パワーを込めてお守りや積極的なパワーの増長をおこなう行為は大昔からありました。
例えば水晶は高級な数珠などに使われてきました。仏具などには水晶を使用したものが多いです。
お坊様でも位が高くなると水晶製の法具などを好んで使われますね。
やはり自身のパワーを高めて仏と調和する意味もあるのではないでしょうか。
このように、水晶は数あるパワーストーンの中でもずば抜けた貯蔵能力と放出能力に優れた効果のある石なんです。
今回、私が富士山頂で岩の下にとっさに埋めた実験もこういった水晶の特性を生かして、山頂に溢れるヴォルフォースを水晶で吸収出来ないものかと考えたからなんです。