shiraishi report バリアグン山には人生をやり直すヒントがあった。

白石の見解

この方はカルマの回帰を身をもって体験したわけですが、まだ若い段階でそのことに気付けたことは逆に良かったんだと考えるようにして下さい。

なかには後戻りが難しい年齢や立場になって、悪いカルマの回帰に泣く人もいます。

極論を言えば、人生の選択なんて二者択一なんです。
ネジを右に回すか、左に回すかだけなんですね。
同じ「ネジ回し」の行為なのに、結果はまるで違う。片方はネジが締まり、片方はネジが外れる。

これを人生に当てはめてみると、回せば回すほど人生が安定していくのか、もしくはグラグラと緩んでいくのか。ということになります。

しかし通常はその結果が出るまで、回している方向が合っているのか分からないものなんです。

それを回している途中で、方向が正しいのか？間違っているのか？を見極めようというのが私がホームページで皆さんに伝えたい意図だったんですね。

今回、H ・Kさんは自分のネジの回転方向が間違っているということに、32歳で気付くことが出来ました。

まだまだ十分にやり直せる年齢ですね。

しかも、私のホームページを見て、私の助言に素直に反応してくれました。

ハッキリ言って登山をするという行為は、趣味じゃない人にとってみれば面倒以外のなにものでもありません。
なかなか、いざ実行！！とはいかないものです。

でもそこで、一念発起出来るかが人生の分れ道だったりするわけです。

黒カルマは黒カルマを呼びますから、抱えている人は時の経過とともに自身を自浄する意思が薄れてきますしね。

H ・Kさんが二ヶ月間も頑張ってトレーニングを積んで、日本一の山、富士山の登頂に成功した事実は、いずれ必ずH ・Kさんの人生を好転させると私は確信しています。

丁寧なメールをくれたH ・Kさんの人生に本当のバラが咲くことを願います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白　石

T ・Rさん（55歳・男性・会社員・神奈川県在住）

白石先生

拝啓初夏の候、白石先生におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

先生のホームページに出会えてから、改めて過去の人生を振り返ってみると、まさに人生の要所要所において明かに道を間違えて歩んで来てしまったことを思い知らされた所存です。

目の前にある本当に大切なものすら見えなくなっていた私に、家族は愛想を尽かしたのだと今更ながら解りました。
仕事一筋で生きてきた私に、妻が言った「あなたは会社と結婚したのよ。」という一言は今でも脳裏から離れません。

朝は暗いうちに家を出て、毎日、夜中に酔っ払って帰ってくる。
休日は寝るかゴルフで会話らしい会話もない。
これでは、家族でいることの意味がありませんよね。

三行半を突き付けられた孤独な中年男の僅かな人生に、何の価値が有るのだろうと思い悩み、いっその事　楽になろうかなどと考えもしました。

なぜ、家族のために自分を犠牲にして命一杯に働いてきたのに、今、私は独りなのだろう。
妻は、子供たちは、何が不満だったのだろう。

今となりましては悔しさと後悔の念に耐えない想いも正直ございますが、くよくよしていても未来は良くならないという先生の教えをしっかりと受け止めて、残された時間で人生の修正をしていきたいと考えられるようになりました。

私は足に持病を抱えている関係で、先生の推奨なさっている登山をこなす事は困難です。

そのような私の事情を汲んで下さり、特別にお譲り頂けた水晶を独り住まいの部屋に置いています。

先生、この石はとても不思議な石ですね。
恥ずかしい話しですが、この石を置いてからと言うもの年甲斐もなく体が若返ったと言いますか、もう忘れていたはずの男を取り戻したのです。
また私は夏はエアコンを使わなくてもそれほど汗をかくことはなかったのですが、ここのところ体温が上がったように思えてエアコンを使わないと汗をかくようになりました。
食欲も以前に比べて旺盛になりましたし、美味しく感じるようになりました。

どうやら細胞が若返っているのではないかと感じます。

また、先日、とても嬉しいことがありました。
家族と別居してから初めて、娘から電話があったのです。
内容は特に無かったのですが、私を心配して掛けてきてくれたようです。
娘の声を聞いたのは半年ぶりでしたので、私は思わず目頭が熱くなってしまいました。
今度、お菓子を焼いて持ってきてくれるらしいのです。
本当に嬉しかったです。
私は家族は、いつもそこにいるのが当たり前だと、勝手に思い込んでいただけだったのです。
でも、それは犯してはならない間違いでした。

家族と当たり前に過ごす幸せは、当たり前ではなかったのです。

努力して、慈しみ合わないと得ることが出来ないものだったのです。

私は、そのような大切なことも見えなくなるほど仕事に依存し、多くの黒カルマをもらってきてしまったのです。

今は毎朝晩かかさず、水晶の前で先生の白石式瞑想法を繰り返しています。
段々と心が落ち着きを取り戻し、余裕を持てるようになってきたのが分かります。

私がこれからすべき事は何なのかを真剣に考えていきたいと思っています。

どうか、白石先生にはこれからもご指導ご鞭撻を頂きたいと切に願います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具

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