世界最強のパワースポット
バリ アグン山には
人生をやり直すヒントがあった
〜shiraishi report〜



神の住む場所へ



アグン山に登るには、昼間の暑さを避けるために夜中から登り始めます。


前日の22時くらいにガイドにホテルまで迎えに来てもらって、車で約2時間かけてアグンの中腹にあるスタート地点となる寺院まで向かいます。


ガイドは「寝てていいよ。」と言うんですが、真夜中のバリ島を車で走るのもかなり刺激的な風景で、私はずっと起きていました。

そうこうしているうちに、山のふもとに近づいて来たんですが、とある何も無い場所で突然車が止まりました。


「ん?どうした?」と聞くと


そこに神様の祠があるから無事を祈ってお祈りをする。と言うんです。

ガイドはさっと車から降りて車のトランクを開けると、なにやらお水やお供え物を出しています。

私も一緒にお祈りさせてもらうために車を降りてみると、なるほど、道路脇にさほど大きくない祠があります。

ガイドはその祠にお供え物を添えると、御香を焚いてお祈りを始めました。

私もその後ろで手を合わせて、登山の無事を祈りました。


バリの人に限らず、アジアの人はみな信仰心が深くお祈りを欠かしません。
この時、心の背筋がすっと伸びるような感じを覚えました。


さあ、ようやくスタート地点となる寺院の駐車場に到着です。

なにげなく夜空を見上げてみると、




うおおおおおおおお!!!!なんと言う星空!!!




本当は夜の空にはこんなに星があったのかと感動出来ました。


日本でも地方に行くと凄い星が見えますし、富士山でも凄く綺麗に見えますが、なにしろ今まで見た星空の中では最高に凄い!!
ハワイやグアムなんかの赤道付近の島で見る星空より圧倒的に星が多い。


やっぱり島自体に明かりが少ないのと、 空気が澄んでいる雨季だったこと、大きな町のない山の中だったことが幸いしたのでしょうが、これは本当に凄いです。


本当に真っ暗な中にダイヤモンドを散りばめた夜空なんです。
あまりに星があり過ぎて逆に怖いくらいです。


こんな凄い星空が見れて、気持ちがぐうーと高まりました。




時間は00:00、さあ、いよいよ出発です。


常夏のバリ島ですがさすがに標高があるので肌寒いです。


防寒でナイロン製のハーフコートをまとい、手には懐中電灯が付いたステッキを持ちながら真っ暗な寺院の階段を登っていきます。


富士登山と違うのは、途中に山小屋などがありませんので自分の飲料水(日中の暑さの為に一人最低2リットルは必要)や食料を持っていかなければなりません。


また、今回の実験で使う水晶や、それらを埋めるために使うシャベル 、撮影用の一眼レフカメラとレンズ各種などで背負うリュックサックの重さはかなりのものです。


私も始めての山なのでペース配分などが全く分かりませんから、かなり、キツイ登山になるだろうと覚悟していました。


そして、ようやく長い寺院の階段を登り、お祈りをしたあとに本格的な登山が始まります。



実はここまで同行してくれていたガイドは、今回の私の登山と実験をサポートしてくれている現地のエージェントでして、一緒に山に登ってくれるガイドではありません。

私をサポートしてくれる登山ガイドは別人になります。



アグン山は「神の山」ですから、一般の登山者が勝手に山に水晶を埋めたりする行為は出来ません。

そこで日本から、とある人を通じて紹介を受けた現地コーディネーターであるエージェントの彼とEメールのやり取りをし、バリヒンドゥ教の高僧とのコネクションを取り持ってもらったのです。

バリヒンドゥには、インドのヒンドゥほど強いカースト制度(身分的な階級制度)は残っていませんが、現在も身分制度は色濃く残っていて、国民の9割がスードラと呼ばれる平民階級です。

そして残りの10%がトリワンソという貴族・高僧階級になります。

今回はかなり高位階層にある高僧に、実験の趣旨をコーディネーターを通じてお伝えし、予め了承を得ています。


もちろん、普通にお願いをしても、なかなか簡単にOKが出るとは思えませんでしたので、バリヒンドゥの発展を目的に結構な額の寄付もさせてもらいました。


現実的な話ですが、アジアは様々な局面で結構これが話をすんなり通すコツだったりします。(苦笑)




さて、この夜中の真っ暗な寺院の一角で一人待っていてくれたのは、Wさんという若い方でした。

Wさんは実は普段は僧侶でもあります。


えっ僧侶がアルバイト?!と驚いたんですが、山の麓に30ほどある寺院の僧侶は普段から、山に登って祈りを捧げる行を行っているらしく、関係者などにはガイドをすることも多いそうなんです。


ほほ〜、そうなんだ。

私が感心していると、コーディネーターが



「僧侶がガイドをしてくれるんだから、万が一のことがあっても安心だよ(大笑)」



などと全く笑えないギャグをスタート前にかましてくれました。( ・・・。)



さぁ、ここからが本当の登山のスタートです。


まず寺院の横にある、人が一人やっと通れる位の山道(道というよりは溝?)を這いつくばりながら
ずんずん登っていきます。


いきなり、きついです。

ちなみにこの山道は完全なる樹海になります。
アグン山は富士山と同じで、山の麓は広く深い樹海に覆われているんです。

(下山時にアグン山の中腹から撮った樹海。山の形や風景なども含めてアグンは富士山とよく似ている。)



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